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来年末までに、共にできるだけ多く”勝ちたい”……ガスリー、ホンダのF1参戦終了を悲しむ - Motorsport.com 日本

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 ニュルブルクリンクでの久々のF1レースとなるアイフェルGPが、いよいよ今週末に開催される。このグランプリに向け、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、チームのプレスリリースにコメントを寄せた。

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 ガスリーはレースに向けての意気込みよりまず先に、ホンダが2021年限りでF1活動を終了することを発表したことについて語った。

「まず最初に、これまで4年間経験を共有してきたホンダが、F1を去ることを決めたことについて、悲しいということを認めざるを得ない」

 ガスリーはそうコメントを寄せた。

「ホンダの人たちは、僕のキャリアにおいてすごく重要な役割を果たしている。彼らと共に仕事をするのが大好きだった」

「でも、来年末まではまだ一緒に戦うことができる。それまでに、もっと多くの勝利を共に挙げることを目指して戦い、ホンダがチャンピオンシップを目指して戦うことができるポジションにいることを願っている」

 今週末のニュルブルクリンクに向けては、自信を持って挑むことができるようだ。

「アイフェルGPに目を向けると、日曜日のレース自体は僕にとってうまくいかなかったけど、ロシアで好成績を挙げることができたということを知って、ニュルブルクリンクに行くことができる」

「ロシアでは、予選は順調に進み、Q3に進出することができた。でもそれは、時々不利に働くことがある、Q2で使った、磨耗したソフトタイヤでレースをスタートしなければならないからね。そうなると、とても早くピットストップをしなければならず、トラフィックに巻き込まれてしまうんだ」

「でも、前にマシンがいない場所を走っている時には、良いペースを発揮することができた。その後でバーチャル・セーフティカーが宣言された時に少しギャンブルしたけど、それは報われなかった。でも、僕は良い戦いをしたと思う。7位だって、視野に入っていたかもしれない」

 久々にニュルブルクリンクでレースをするというガスリー。寒いコンディションで、タイヤをどう使うかが鍵になりそうだ。

「ニュルブルクリンクで最後にレースをしたのは、2014年のフォーミュラ・ルノー3.5だったと思う」

 そうガスリーは語る。

「かなり難しいコースで、僕はとても好きだよ。いろいろなコースが組み合わされていて、リズムに乗ることができる低速と中速のコーナーがある。そして、ターン1は下りながらのブレーキングなので、注意が必要だ」

「だから、1周を走るのは興味深いことであり、それを正しく理解するのはそんなに簡単じゃない。そして寒くなるみたいだけど、ここではそんなに驚くべきことじゃない。フリー走行の時、マシンに乗り込んだ状態でコースインを待っている時を除けば、それはそんなに問題じゃない」

「でも、タイヤについては別問題だ。タイヤの温度を上げるのは、難しくなる。雨のレースはこれまであまりなかったけど、雨が降って欲しいね」

 そしてオーバーテイクはそれほどしやすいコースではないため、予選結果が重要になるとガスリーは言う。

「オーバーテイクはそれほど簡単じゃないから、予選が重要だ。しばらくこのサーキットでレースが行なわれてこなかったから、セットアップの妥協点をできるだけ早く見つけるために、フリー走行で多くの作業をする必要があるだろう。だから、誰にとっても面白い挑戦になると思うよ」

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