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阪神・井上ヘッド、1球で仕留める勝負強さ「ひと振り」ロングティーで磨く - サンケイスポーツ

 阪神・井上一樹ヘッドコーチ(49)が28日、甲子園での秋季練習に参加し、ロングティーで“ひと振りルール”を設けて、選手たちに1球への緊張感を高めていくことを求めた。

 「ウチの選手が弱いのは、ここぞというときのプレッシャー。ここで決めてほしいというところで、ものすごくもろい。この1球しかない、という練習は、集中力とか緊張感につながると思う」

 午後の全体練習で通常のロングティーを行った後、一人ずつ順番に一度だけスイングし、全員で柵越えを狙った。決まりを作ることで、1球で仕留める集中力をつけさせることが狙いだ。

 さらに「ウチの打線はストレート系に弱い」と分析。速球を「ファウルせずに一発で仕留めるというのも意識させる。それを打つためにどうしたらいいのかを話し合いながら、練習に取り入れていきたい」。チーム打率・246はリーグ5位。472打点は4位…。貧打も解消すべく、弱点克服のオフとする。

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November 29, 2020 at 03:02AM
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