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今季もメルセデスが圧倒的な強さ。しかしフェルスタッペンはモチベーション低下を否定 - Motorsport.com 日本

 2020年シーズンのF1も、メルセデスが圧倒的な強さを見せている。彼らはここまで7戦中6勝を挙げており、予選でもほとんどのレースでフロントロウを独占している。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、そんなメルセデス勢に食らい付き、既に6度の表彰台を獲得しているが、勝利を収めることができたのはF1 70周年記念GPだけである。

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 先日行なわれた第7戦ベルギーGPでフェルスタッペンは、前を走る2台のメルセデスに接近することができず、タイヤを管理することに終始しなければいけなかったため、フラストレーションを感じたと認めていた。

 しかしながらフェルスタッペンは、今季のモチベーションを保つのが難しいのではないか、という質問をきっぱりと否定。そういった考えはくだらないものだと一蹴した。

「なぜモチベーションがないと思われているのか理解できないよ」とフェルスタッペンは語った。

「僕たちは世界で最高レベルの仕事をしていて、素晴らしく速いマシンをドライブしている。しかも僕はその中で2位か3位を走っていて、優勝も1回した。それでモチベーションがないと思われるのは信じられないよ」

「本当にくだらないと思う。僕は自分の好きなことをしている。毎週末ここに来て、大好きなマシンに乗る。もちろん彼ら(メルセデス)には挑戦したいけど、それができない時はこのマシンでできる最大限の結果を出そうとしているし、それを楽しんでいる」

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは先日、フェルスタッペンにはまだ今季のタイトルを勝ち取る可能性があると語っていたが、その発言に同意するか尋ねられたフェルスタッペンは次のように答えた。

「そうだね……諦めるつもりはないけど、現実的に僕たちは現時点で(タイトルを争うには)遅すぎる。今の僕たちがレースに勝つには運も必要だ」

「今のところはチャンピオン争いを続けているように見えるけど、毎レース少なくとも7ポイントは失っている状況だから、その差はどんどん大きくなっていくだろう。あくまで現実的に言うとね」

「でも、毎週末ベストを尽くそうとしている。僕はネガティブなわけではないけど、現実的なんだ。スパではまた、彼らよりも1周0.5秒は遅かったと思うから、現時点で戦うことはできないと思う」

 また、第8戦イタリアGPからエンジンモードに関する新たな規制がスタートすることになるが、これについてフェルスタッペンは、規制が行なわれるのは良いことだと語った。

「正直、色々と少し楽になるんだ」とフェルスタッペン。

「これまでが大変だったというわけではないけど、スタートやリスタートがひとつのモードになるというだけでも、少しはマシになったと思う」

「通常、予選後にマシンの変更は許されない。でもエンジンモードの変更は許可されていた。だから方向性を統一したいのであれば、エンジンについてもそうするのは良いことだと思うよ」

 

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1 Response to "今季もメルセデスが圧倒的な強さ。しかしフェルスタッペンはモチベーション低下を否定 - Motorsport.com 日本"

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