2020年09月05日16時12分
男子シングルス３回戦で、バックハンドのリターンを放つジョコビッチ＝４日、ニューヨーク（ＥＰＡ時事）
【ニューヨーク時事】ニューヨークで行われているテニスの全米オープンで４日、男子シングルスの第１シード、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）が順当に３回戦を突破した。６月には自身が母国などで主催した慈善大会で新型コロナウイルスの集団感染が起き、自分も感染したジョコビッチだが、揺るぎない強さは健在。「ビッグ３」といわれるロジャー・フェデラー（スイス）、ラファエル・ナダル（スペイン）が不在で、優勝候補の筆頭とされる今大会は、コートの内外で話題を振りまいている。
今年に入って全豪オープンなどツアー３大会に出場し無敗。全米では２回戦で１セットを失ったが、「早い段階でタフな試合をやっておけてよかった。この後の試合の役に立つだろうから」と、余裕のコメントを口にした。
今大会の開幕直前には、ツアーの賞金や運営面などに男子プロ選手の意見を反映させるため、新団体の立ち上げを表明。ツアー再開から間もないタイミングや女子選手を除外したことに反対意見も出る中、強気の発言を続けている。「大会中に計画を進めることは簡単ではないが、選手の権利を守るためのもの。最善を尽くす」とジョコビッチ。世界ランキング１位のリーダーシップを示せるかにも注目が集まっている。 
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September 05, 2020 at 02:12PM
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ジョコビッチ、全米テニスで揺るぎない強さ 新選手団体設立も - 時事通信ニュース
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