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真中満氏、素直にソフトバンクの強さをたたえたい 多くの人は「巨人は情けない」と思うのだろうが… - サンケイスポーツ

 2年連続でソフトバンクの4勝0敗で決着した日本シリーズ。セ、パ両リーグの実力差が言われる中、2015年のシリーズでヤクルトの監督として対戦した本紙専属評論家・真中満氏(49)は「素直にソフトバンクの強さをたたえたい」と総括した。

 10月以降のいいチーム状態のまま日本シリーズに入ったソフトバンクに対し、終盤は失速気味だった巨人。流れから、ソフトバンク有利は間違いなかった。

 特に差を感じたのは投手陣。巨人は先発陣が足りない中で、なぜ戸郷を中継ぎに回したのか疑問を抱く人もいるだろう。私は今シリーズで原監督が最も動いた采配だったと思うし、賛成だった。

 戸郷を先発させれば、2勝4敗あたりで「惜しかった」という展開に持ち込めたかもしれない。しかし、中継ぎの柱の中川は故障明け。高梨、大江、鍵谷らもレギュラーシーズン終盤に調子を落としていた。4勝するためには、ソフトバンクと同じく競った試合の中盤をしっかりと抑えてくれる投手が必要だった。誤算は第2戦の今村、第4戦の畠が序盤に大量失点し、裏目に出たことだ。

 多くの人が「2年連続で1勝もできなかった巨人は情けない」「セ・リーグはもっと頑張らないといけない」と思っているだろう。だが、私は素直にソフトバンクの強さをたたえたい。巨人の9連覇時代、11年間で8度日本一になった西武の黄金時代のように、強いチームが勝つのは当然。リーグは関係ない。

 ソフトバンクは栗原ら若手が成長し、2015年に日本シリーズで対戦したときと比べて、選手が半分以上入れ替わっている。正遊撃手を故障で欠くと苦しいのが普通のチーム。ソフトバンクは今宮が離脱しても、大きな戦力ダウンを感じさせない層の厚さがある。

 セでもDH制を採用することは、力の差を埋める根本的な解決策にはならない。何かを変えるのではなく、補強、ドラフト戦略、育成など各チームの努力が必要だ。 (本紙専属評論家)

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November 27, 2020 at 05:30AM
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