日本代表(FIFAランク27位)は前半に数多くのチャンスをつくったが得点できず、後半に2失点してメキシコ(同11位)に敗れた。

左サイドバックで先発した東京五輪世代主将のMF中山雄太(23=ズウォレ)は「分析通り力強くて、しっかりとボールをつないできて、前線のパワーを感じた。僕たちは得点できそうなシーンが得点につながらず、あちらはしっかりと仕留めてきた。結果を見ても力のあるチームだった」と試合を振り返った。

後半のメキシコは「センターバックのビルドアップの位置が少し低くなったり、僕らのプレッシャーに対してボールをつないでくる変化があった」という。そうした変化に対して「局面でのすり合わせが多かった」とピッチ内での対応を反省に挙げ、「局面だけじゃなくて大まかな部分を合わせられれば、前半のようにプレッシャーを与えられたかなと思う」と課題を口にした。