この大会で日本人選手が優勝したのは、2013年の大山志保が最後。その前は2009年に横峯さくらが勝利していたものの、それ以外の過去11年は全て海外勢が制しており、原の優勝は実に7年ぶりの快挙。さらに、今季ツアーで3勝している絶好調の古江彩佳、渋野日向子を抑えて頂点に立っただけに、その強さを印象付けるものとなった。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で変則シーズンとなった今季の原は、一気にツアーの顔と言える活躍を見せている。昨季もツアー初勝利をマークし、賞金ランク14位という成績を残したが、2020年は14試合でプレーし6試合でトップ10入り。獲得賞金は7072万2208円で3位につけているが、これは昨季の36試合で稼いだ7076万9927円とほぼ同額となっており、その成長ぶりがうかがえる。 シーズンは来年まで続き、折り返し地点にも届いていない段階ではあるが、原は長くなったシーズンの賞金女王候補筆頭と言えそう。デビュー当時から身長173cmという長身とルックスで美女ゴルファーともてはやされたが、実力・実績も備わり2021年はますます注目を集める存在となるのは間違いなさそうだ。 そんな原だが、どうしてここまでハイレベルなプレーができるようになったのか?ツアーのデータを元に紐解いてみると、そこには2つの要素が隠されているようだ。 まずスタッツを眺めてみると、今季の原はミスしたあとのリカバリーが強いということが見てとれる。
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December 08, 2020 at 03:00PM
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原英莉花の強さの秘密は? データで浮かび上がる“勝てる理由”〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
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