2020年12月06日19時52分
後半、勝ち越しゴールを決めて喜ぶＧ大阪のパトリック＝６日、ＢＭＷスタジアム
混戦模様の２位争いで、Ｇ大阪が貴重な勝ち点３を手にした。負傷から復帰初戦となった三浦は「勝ちにこだわる部分は監督も強調していた。そこを出して戦えた」。５日にライバルの名古屋、Ｃ大阪がそろって白星。下位相手に取りこぼしが許されない一戦で、重圧がかかる中、好機を確実に物にする執念を見せた。
同点の後半２１分。浮き球に反応した渡辺が左サイドへ縦パスを供給し、走り込んだ藤春がふわりとしたクロスを上げた。ゴールの遠いサイドでフリーだったパトリックが高い打点のヘディングシュートを突き刺し、「きっちり決め切れるように準備していた」。２０１３年にブラジルから初来日し、Ｊ１通算２００試合出場の節目。自ら祝砲を上げ、雄たけびが響き渡った。
１点差の勝利はリーグ最多の１６試合。井手口、小野瀬ら主力を負傷で欠き、ここ２戦白星から遠ざかっていたが、勝負強さを取り戻した。残り２試合に全勝すれば、自力で天皇杯出場権を得られる。宮本監督は「若い選手も培ってきたものを出してくれている。全員の力で乗り切りたい」。結束力で正念場を駆け抜ける。 
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December 06, 2020 at 05:52PM
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Ｇ大阪、ここぞの勝負強さ パトリックは自ら祝砲―Ｊリーグ - 時事通信ニュース
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