江戸時代から続いた生薬問屋を改修したKANMURI棟(フロント棟)
古民家を改修したホテル「NIPPONIA HOTEL伊賀上野」(三重県伊賀市)が11月1日にオープン。伊賀上野の歴史や食文化を発信するホテルとして人気を集めている。
江戸・明治・大正・昭和のさまざまな歴史的建造物が残る伊賀上野。「市の人口減少にともなう空き家対策の事業としてホテルに改修しました。GoToトラベルにも対応しており、11月の稼働率は75%を超えております」と伊賀市市民生活課の担当者は説明する。
組紐の産地としても知られる伊賀の、全国シェアは9割以上。その伝統産業にちなんで名付けられたのが3つの宿泊棟。フロントやレストランがある旧栄楽館は「KANMURI」、組紐のテナントショップもある旧広部邸は「KOURAI」、年内にオープン予定の旧福森邸は「MITAKE」となっている。
これらは徒歩数分内に配置され、移動する際に江戸時代の町割りが残る町を感じられるのも魅力。併設する「レストラン ル アン」では伊賀牛や伊賀米、伊賀酒といった伊賀産の食材を中心に、マクロビオティックを取り入れたフルコースで楽しむことができる。
宿泊は、1室素泊まり20000〜40000円(2名利用)。レストランでのランチは4800円〜、ディナーは8000円〜(以上税別)。
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November 17, 2020 at 04:16AM
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三重・伊賀上野に、伝統的な建築を受け継ぐホテル誕生 - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社)
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